エピソード

「白内障関連」

学生時代に手術室で初めて白内障の手術を見た時の感激は今も忘れられません。私の恩師であった当時の教授の手術は、今の手技とは異なるものの、緻密で繊細かつ大胆で、黄色く濁った水晶体がポロッと出てきた時に、60代であられた教授の少年のようににこやかに笑われた目が印象的でした。この手術とその後に患者の方が教授に捧げた感謝の言葉は、私が眼科を選んだ動機のひとつですが、後で聞くところによると、同じ気持ちで入局した医局員は多かったようです。

Director
院長
髙橋 眞理子

【診療方針】
当院は、新宿区市谷薬王寺町で2013年1月4日から開業しました、とってもアットホームな眼科医院です。地域の皆様に良質な眼科医療をご提供することを理念として、日頃から、皆様の体質や病歴、健康状態を把握し、診療とそして健康上のアドバイスなどもできる「かかりつけの眼科医院」を目指してまいります。 眼科の病気は、視力という生活にとって重要な機能と結びついていますが、ほんの些細な症状もあれば、時には、はっと胸を衝かれる重大な疾患を抱えた方に出会う場合もあります。大がかりな手術や最先端の検査が必要と判断した場合には、大学病院等の施設へのご紹介もさせていただきます。 常におひとりおひとりに丁寧で距離のない診察をと、心がけています。

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