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眼精疲労というのはやっかいです。目の奥が痛む、長く目を開けるとチカチカする、などなどの訴えで来院されて検査し、明らかな原因がない場合、いわゆる疲れ目ですね、という事になります。目を休めて治るのが眼疲労、治らないのが眼精疲労という区別はありますが、境界ははっきりせず、眼精疲労のほうが名前が通っています。眼科は、検査機器の発達のおかげで普段はすぐ目で見て病因のわかりやすい疾患が多いので、眼精疲労のような、目に見えない定量しにくい疾患は苦手なような気がします。
原因となるような要因をひとつひとつ取り除いて「症状が楽になった。」と言われるとホッとします。その要因というのは、近視の矯正が強すぎたり、遠視や乱視の矯正ができていない、左右の視力の差が大きい等の調節が関係するもの、斜視が隠れている目の筋肉の疲れ、結膜炎や緑内障、虹彩炎、ドライアイといった眼科の病気、糖尿病などの全身疾患とひとくちに言えないほど色々なものがあるのですが、最近テクノストレス眼症(VDT症候群)というのが問題になってきました。
テクノストレス眼症というのは、パソコンやゲームなどを長時間続けると、眼精疲労、肩こりや腕のシビレ、イライラするなどの精神症状がでるものです。典型的なテクノストレスといえないまでも一歩手前という方が時にいらっしゃいます。目を真っ赤に充血させ、「仕事が忙しくて毎日10数時間パソコンに向かっても片付かない。」というようなお話を聞くと、「1時間仕事したら少し目を休めてくださいね。」というのも実行していただけるかどうか不安です。どうかご自身の目ですので労わってあげてください。
Director
院長
髙橋 眞理子
【診療方針】
当院は、新宿区市谷薬王寺町で2013年1月4日から開業しました、とってもアットホームな眼科医院です。地域の皆様に良質な眼科医療をご提供することを理念として、日頃から、皆様の体質や病歴、健康状態を把握し、診療とそして健康上のアドバイスなどもできる「かかりつけの眼科医院」を目指してまいります。 眼科の病気は、視力という生活にとって重要な機能と結びついていますが、ほんの些細な症状もあれば、時には、はっと胸を衝かれる重大な疾患を抱えた方に出会う場合もあります。大がかりな手術や最先端の検査が必要と判断した場合には、大学病院等の施設へのご紹介もさせていただきます。 常におひとりおひとりに丁寧で距離のない診察をと、心がけています。