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網膜色素変性症はよく診る病気というわけではありませんが、人口の3000人~8000人にひとりの割合で発症すると言われています。
光を最初に感じる網膜の視細胞が変化し機能しなくなるもので、急激に見えなくなるというわけではないのですが、暗いところで見えにくかったり、視野が狭くなったりします
。
治療としては暗順応改善剤や網膜循環改善剤などを処方しますが、決定的なものではありません。視細胞によくない強い光をさけ、サングラスなどで目をカバーした方が良い、と言われています。眼科で難病指定を受けた最初の疾患です。
長い経過のため、時に仕事とか家族の問題等、病気さえなければ起こりえなかったはずの深いお悩みの一端をうかがう事があります。そんな時に、「画期的な方法が見つかるまで、とにかく目を大事にして今の状態を保ってください。」とお話するしかありませんでした。長く新しい展望のなかった分野に、最近、網膜移植や人工網膜、また多くの臓器の細胞に分化する可能性が注目されているES細胞(胚性幹細胞)が視細胞にも分化し、治療に応用できるのではないか、などの有望な話題がでてきました。その有用性は誰もが認めながらも、倫理上の問題で葛藤の多かったES細胞ですが、山中教授が画期的に躍進されたiPS細胞なら、倫理の問題はありません。
多くの方のために一日でも早く実用の道が開かれる事を心から祈っています 。
Director
院長
髙橋 眞理子
【診療方針】
当院は、新宿区市谷薬王寺町で2013年1月4日から開業しました、とってもアットホームな眼科医院です。地域の皆様に良質な眼科医療をご提供することを理念として、日頃から、皆様の体質や病歴、健康状態を把握し、診療とそして健康上のアドバイスなどもできる「かかりつけの眼科医院」を目指してまいります。 眼科の病気は、視力という生活にとって重要な機能と結びついていますが、ほんの些細な症状もあれば、時には、はっと胸を衝かれる重大な疾患を抱えた方に出会う場合もあります。大がかりな手術や最先端の検査が必要と判断した場合には、大学病院等の施設へのご紹介もさせていただきます。 常におひとりおひとりに丁寧で距離のない診察をと、心がけています。